【Instagram運用】運用初期のインサイトはここだけ見る!
Instagramのインサイトは具体的に何を見たらいいの?と思うこともあるでしょう。
見ても専門用語が多くて、ふ~んって感じで・・・
初めて見ると単語の意味もわからなくて大変ですよね。
今回はインサイトで見るべき数値や用語の解説をします!
この記事を見ていただいているということは、
- Instagramのインサイトの見方や用語がわからない
- インスタのインサイトをどう活用するのかわからない
- インサイトの中で重要な数値はあるの?
という疑問やお悩みがあるかと思います!
今回この記事では「インスタ運用を始める初心者」に向けて、インスタのインサイトで見るべき4つの数字と意味を徹底的にお伝えしていきます。
最後まで読んでいただければ、インサイトの見方がわかるはずです!
それでは、早速インサイトを確認しましょう!
Instagramのインサイトはどこから見るの?
\ インサイトは「プロアカウント」限定の機能です /
インスタをプロアカウントにする方法はこちらの記事から確認できます!
1.プロフィールページから確認
「プロフェッショナルダッシュボード」から見る
まず、プロフィールページの「プロフェッショナルダッシュボード」から確認できます。
右上メニューアイコンの「設定メニュー」から見る
プロフィールページの右上・三本線アイコンのメニューからも確認できます。
2.各投稿から確認
投稿ごとのインサイトを確認したいときは、各投稿から「インサイトを見る」で確認することもできます。
投稿やリールの下から確認する
【インスタ運用初期】Instagramのインサイトで確認すべき4つの数値
Instagramのインサイトにはいろいろな数値がありますが、運用初期にまず見るべき数値を解説します!
今回は、プロフィールページの「プロフェッショナルダッシュボード」をタップ。
早速「リーチ数」「エンゲージメント数」が表示されていますので、詳しく見ていきましょう。
1.リーチ数=到達人数
リーチしたアカウントでは、自分の投稿をみてくれた人数がわかります。
同じアカウントから数回見たとしても、カウント数値は「1」のままです。
フォロワー・フォロワー外ごとに確認ができます。
ちなみに、表示期間の変更は「左上の期間」をタップすると、過去90日間まで見ることができます。
最初は、このリーチ数を増やしていくことがポイント。
そのためには、同じジャンルでの発信を続けること!
Instagramに「何を発信するアカウントなのか」を認知してもらい、まずは表示機会を増やしてもらうことが大事です!
2.インプレッション数=表示回数
リーチ数と並んで表示されるのが、インプレッション数。
ここでわかるのは、投稿を見てくれた回数。
リーチ数同様、フォロワー・フォロワー外ごとに表示されます。
インプレッション数は、同じアカウントから何度見ても、その都度計測されます。
例えば、インプレッション数3・リーチ数1なら、同じアカウントから3回閲覧されたということ。
リーチ数に比べ、インプレッション数がはるかに多い場合は、保存した後に何度か見てくれている、とも判断できますね!
3.エンゲージメント数=反応数
エンゲージメント数は、投稿に対して反応があった回数。
つまり「いいね!」「コメント」「保存」「シェア」をしてもらえた回数です。
プライベートでインスタをしているなら「いいね!」や「コメント」の数、気になりますよね。
SNSユーザーなら一番気になるであろう数値が「エンゲージメント数」です。
プロアカウントでは、インサイトからそれぞれのアクションごとに数値を見ることができます。
投稿ごとの「エンゲージメント数」を見ることで、投稿自体の反応数値がわかります。そのため、投稿の工夫にも役立ちます。
例えば、エンゲージメント数の高い投稿で続編を用意したり、人気投稿をピックアップしてまとめ編を作るなど、分析・工夫をしてみましょう!
4.プロフィールのアクティビティ数
プロフィールのアクティビティでは、自分のプロフィールページへ来てくれた回数がわかります。
プロフィールページに外部リンクがあれば、外部リンクを見てくれた回数も確認できます。
フォローをしてもらうためには、まずプロフィールページへ来てもらうことが必須です。
そのため、プロフィールのアクティビティはフォロワー獲得に繋がる重要な数値の1つです。
投稿ごとの「プロフィールのアクティビティ」を見ると、どの投稿からフォロワーが何人増えたかもわかります。
投稿を見てプロフィールページへ来てくれるということは、投稿から自分自身に興味を持ってくれた、ということ。
フォロワー獲得に繋がった割合を投稿ごとに比較してみると、フォロワーがより多く増えた投稿を分析できますね!
また、Instagramでは、投稿やリールでリンクの貼り付けができません。
そのため、フォロワー以外のユーザーを自社サイトへ誘導したい場合にも、プロフィールページへの遷移は必須なのです。
【まとめ】インサイトで見るべき4つの数値とポイント
上記で紹介したポイントを簡単にまとめてみました。
- リーチ数(運用初期はまず露出=表示機会を増やすことが大事)
- インプレッション数(表示回数=思わず見たくなる・保存して見返したくなる投稿を増やそう)
- エンゲージメント数(ユーザーの反応回数を投稿ごとに分析して、投稿を工夫しよう)
- プロフィールページのアクティビティ数(どの投稿から興味を持ってくれた割合が高いか調べてみよう)
見方やポイントはわかったけど全部見るの大変かも・・・
そうですよね。
見るだけじゃなく分析や投稿の工夫などやることが多いのですが、まずは「リーチ数アップ」を目標にしましょう!
見てもらえないと何も起きませんので、何を発信するアカウントなのかしっかりアピールしていきましょうね!
フォロワーの数は重要じゃないの?
インサイトをよく見たら、フォロワーの数もあるけど、フォロワー数は気にしなくていいの?
「フォロワー数は全く関係ない」ということではありません。
ただ、運用初期はあくまで「1ヶ月後にフォロワー○○人を達成しよう」というアカウントの目標数値で良いかと思います。
その理由をいくつか紹介しますね!
2024年、数より重視したい”フォロワーの質”
まず「フォロワーの質」とは、アカウントの運用歴や投稿のクオリティを指すのではありません。
フォロワーの質とは、主に自社とのマッチ度合いや交流頻度の多さです。
フォロワー数が多いアカウントは、ページに来てくれたユーザーにとって、魅力的かつ安心感があります。
さらに、プロフィールページの見栄えにも繋がりますので、フォロワー数が多いのはもちろん嬉しいことです。
なので、フォロワー数も大事ですが、ここでは「フォロワーの質」にこだわりたい理由を2つ紹介します。
理由① 2024年のインスタはフォロワーとの交流が重視されるアルゴリズム
- 自社の商品やサービスにマッチするか
(例:女性向け商品を扱うなら男性はターゲット外) - 自社の投稿に興味を持ってくれるか・今後そうなる可能性があるか
(例:投稿への反応がある・やり取りがある・シェアなどの拡散もしてくれる)
上記のような自社のサービスと良くマッチする=質の高いフォロワーが増えれば、フォロワーとの交流機会が増えます。
そして、2024年のインスタ運用は、フォロワーとの交流(DM・ストーリーズ・コメント)が何より重要なポイントです。
2024年インスタ運用を乗り切るInstagramアルゴリズムはこちらで解説しています!
そのため、フォロワーの数だけにこだわらず、定期的な交流が持てる「自社にとって質の高いフォロワー」を増やすことを目標にしましょう。
理由② 交流のないフォロワーが多すぎると、フォロワー数基準のエンゲージメント率が低下
すでにご紹介しましたが、ユーザーからの反応総数が「エンゲージメント数」でしたね!
そして、ユーザーアクションである「エンゲージメント数」は、Instagramのアルゴリズムにも関係します。
反応がないフォロワーが多数いると、フォロワー数基準で計算した場合のエンゲージメント率は低下します。
Instagramではエンゲージメント率を定義していませんが、インサイトの数値から目的別に計算できます。
Instagramのエンゲージメント率 =
エンゲージメントの総数÷ (インプレッション数 or リーチ数 or フォロワー数) ×100
今回は、3つ目のフォロワー数でエンゲージメント率を計算します。
エンゲージメント率の正式な目安は定められていないため、あくまでフォロワーからの興味関心度合いの参考数値となります。
実際に、下記の例でエンゲージメント率を比較してみましょう。
エンゲージメント数が50の場合
- フォロワー数が10000人
(エンゲージメント率は50÷10000×100=0.5%) - フォロワー数が1000人
(エンゲージメント率は50÷1000×100=5%)
エンゲージメント数は同じ50なので、「いいね!」や「コメント」などの総数がどちらのアカウントも50だということ。
フォロワー数はダントツで①のアカウントですが、投稿やアカウントに対するフォロワーからの興味関心は②のアカウントの方が高いという結果になります。
つまり、②の方がフォロワーの質が高く、交流もあるため、購入など次のSTEPに繋がりやすいアカウントだということです。
必ずしも「フォロワーが多い=売上に繋がる」ではない
インスタはあくまで交流のためのツールで、フォロワーが必ずしも直接のターゲット=見込み客となるワケではありません。
投稿がおもしろくてフォローしてくれる人・参考にしたくて同業種のアカウントをフォローする人・デザインを真似たいからフォローする人など、フォローの理由もさまざま。
ビジネスであれば、どの業種でも最終目標は「売上に繋げること」でしょう。
その過程としてインスタ運用で「認知度アップ」「ファンの増加」「ECサイトへの流入」などを目標にしている企業も多いと思います。
インスタは気軽にフォローができる反面、売上に繋がる質の高いフォロワーの獲得は時間がかかります。
そして、フォロワーでなくても、インスタ経由で商品やサービスの購入ができます。
例えば、投稿からECサイトへの流入で商品を見たユーザーが、気に入ってECサイトで即購入するかもしれません。
必ずしも「フォロワーが多い=売上も増える」ではない
ということを改めて理解し、投稿への反応を把握するためや目標数値としてフォロワー数を見てみると良いでしょう。
【結論】運用初期はフォロワー数も重要だが、量より質
フォロワー数も重要ですが、必死になって数を増やす必要はありません。
Instagramのアルゴリズムから考えると「ユーザーと交流を持つことで、質の高いフォロワーを自然に増やす」というのが一番でしょう。
「この投稿から10人フォロワーが増えたから、続編を投稿してみよう!」という参考数値や、運用初期の目標数値としてフォロワー数を活用してみましょう。
まとめ:Instagram運用初期はリーチ数の増加を目標に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回の記事では「インスタ運用初心者」という部分に焦点をあて、インスタでのインサイトの見方や見るべき数値を紹介しました!
- インサイトを見る場所
- 運用初期のインサイトで確認すべき4つの数値
- フォロワー数は重要かどうか
以上、3点について解説させていただきました!
特に重要なポイントは、以下の3つです。
- 運用初期は投稿の露出=表示機会を増やすため、まずはリーチ数(閲覧人数)が増えているか確認
- エンゲージメント数やプロフィールアクティビティ数から数値の高い投稿を分析して工夫しよう
- フォロワーの質にこだわり、交流できるフォロワーを増やそう
インスタ運用を開始したいと思っている方の参考になりましたら幸いです。
今後もwebやInstagramに関する運用情報を発信していく予定ですので、是非ご覧ください!
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