【SWELL】目次の設定で記事内の導線を整える~サイドバーに固定設置も可能~

長く滞在してもらえる記事には、読みやすさだけでなく、記事全体のおおまかな内容が一目でわかり、記事内の回遊を助ける役割を担う「目次」が重要です。
SWELLでは、「目次機能」が標準で備わっており、ブログや記事に欠かせない目次のカスタマイズも可能です!
今回紹介するのは、SWELLの「目次」を記事内とサイドバーで設定するカスタマイズ。
この記事を見ていただいているということは、
- スクロールしたら見えなくなる目次を常に表示させたい
- SWELLの目次機能で目次デザインをカスタマイズしたい
- 記事の読みやすさや滞在時間アップのため、ユーザー目線の目次設置をしたい
というご要望をお持ちだと思います。
今回この記事では「記事制作」初心者向けにSWELLでの目次設定・カスタマイズ手順と目次の作り方を徹底的にお伝えしていきます。
SWELLでの目次設定のみ知りたい方は、目次の2からご覧ください。
SWELLでブログを始めたい方・記事ページの離脱率などにお悩みの方は、是非参考にしてください!
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目次の必要性と作り方のコツ
ブログ記事や書籍などでは「目次」を読むことで、全体を読まなくても大まかな構成・流れを把握することができるようになっています。
例えばですが、検索サイトで開いたページで、まず「目次」をチェックすることで、自分にとって必要な情報があるかどうか判断しやすくなります。
特に、目次と見出しがリンクで繋がっている「webページ」では、目次からクリック1つで目的のコンテンツにアクセスできます。
そのため、
- ユーザーが必要な情報にすぐ到達できる
- コンテンツ単位でのリンク共有が可能
(記事のトップではなく、必要な見出し部分にピンポイントに遷移させることができる) - 検索エンジンのクローラーがページ構成などを把握しやすくなり、SEOに繋がりやすい
という、目次を設置すべき理由や設置するメリットがあります。
近年では、スマホで閲覧するユーザーが増えているため、長い記事から必要な情報を素早くピックアップしてもらうためにも「目次」の設置は欠かせません。
目次作成のコツは、簡潔で的確なタイトル
目次=見出しとなるタイトルには、コンテンツの内容を的確に表現したわかりやすいタイトルを設定します。
記事のターゲット層やキーワードにもよりますが、一般的に誰が読んでもわかりやすい簡単なフレーズを使うのが良いでしょう。
さらに、自サイトの記事に到達してもらうまでの対策(SEO)として、見出しには検索キーワードを入れます。
SEO対策だからといって、キーワードを過剰に詰め込むのはやめましょう。あくまでユーザ視点が重要です。
見出しの作成は、下記画像で簡単な事例を挙げてみました。


「情報を上手く整理して伝える」をポイントにすれば、あまり難しくはないかと思います。
上記の画像では、キーワードを考慮していませんが、実際の記事ではhタグをメインにキーワードを含めます。
最近であれば、たくさんの記事がネット上で閲覧できるので、見出しの付け方の参考にしてみても良いでしょう。
h1・h2などのhタグは、HTMLでマークアップする見出しタグです。これらのhタグの使い方にはルールがあります。使い分けをすることで、情報が伝わりやすくなりユーザビリティの向上に繋がるだけでなく、SEOにも繋がりやすくなります。
SWELL版:目次の設定とデザインカスタマイズ
それでは、実際にSWELLの「目次設定」を進めてみましょう。
設定と言っても、SWELL
1. 目次の表示・非表示設定
まずは、SWELLの投稿ページで「目次」の表示・非表示を設定しましょう。
投稿ページ全体に適応される設定は「外観」→「カスタマイズ」から可能です。


「投稿・固定ページ」の「目次」から目次の表示・非表示や基本的な目次の設定ができます。


目次の表示・非表示設定やタイトル・デザイン・リストタグの設定などができます。
目次のリストタグは「olタグ」に設定すると、1から順に数字で表示されます。


他にもいくつか設定項目がありますが、簡単に紹介します。
例えば「疑似要素(ドット・数字部分)のカラー」では、目次の数字やリストタグで「ulタグ」を選んだ場合の「・(ドット)」の色を変更できます。


「テキストカラー」「メインカラー」「カスタムカラー」の3パターンから選択できます。
下記画像は当サイトの「メインカラー」に変更した例です。


h3やh4タグが多い記事では、「どの階層の見出しまで抽出するか」や「目次の省略表示」の部分をサイトに合わせて変えても良いでしょう。
よくわからないところはデフォルトのままで確認し、問題なければそのままでも大丈夫です。
上記が投稿ページ全体に反映される設定です。
目次の表示・非表示は、各投稿ページからページ単位での設定もできます。
投稿ページで目次を非表示にする機会はあまりないかもしれませんが、参考までに紹介します。




2. 目次のデザインカスタマイズ
すでに上記で触れましたが、目次デザインも同カスタマイズメニューから設定できます。
「シンプル」「ボックス」「上下ボーダー」「ストライプ背景」の4種から目次のデザインを選べますので、お好みのものを選択しましょう。










「ボックス」や「上下ボーダー」のカラーは、メインカラーが反映されています。
さらにデザインにこだわりたい場合は、追加でCSSなどの記述が必要になります。
SWELL
チェックを入れるだけで、表示・非表示の切り替えやデザイン変更が簡単にできますね!
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SWELL版:サイドバーに目次を表示(通常&固定表示)
次に、先程表示設定をした「目次」をサイドバーに表示させてみましょう。
下記それぞれの事例を紹介します。
どちらも「ウィジェット」からすぐに追加できます。
- ウィジェットから一般的な「共通サイドバー」に追加
- ウィジェットから「追尾サイトバー」に追加(目次固定)
1. サイドバーに目次を設置する
まずは全投稿ページ・アーカイブページ(記事一覧ページなど)で共通のサイドバーに目次を追加する方法です。
「外観」→「ウィジェット」から「[SWELL]目次」をクリックし、「共通サイドバー」を選択します。
チェックしたら「ウィジェットを追加」をクリック。


タイトル未入力の場合は「目次」と表示されます。
変更の必要があれば、タイトルを入力し「完了」をクリックしましょう。
サイドバーに他にもウィジェットがある場合は、ドラッグで掲載位置の変更ができます。


実際のサイドバーで確認をし、表示されていればOKです。
目次の表示はできたけど、スクロールしたら見えなくなるから、常に見えるようにできるといいんだけど・・・
そんな場合に使えるのが「追尾サイドバー」への追加です!
2. スクロール時もサイドバーの目次を固定して表示する
サイドバーに追加した目次をスクロールしても常に表示させたい場合は、ウィジェットの「追尾サイドバー」を活用します。
今回もウィジェットから追加するので「外観」→「ウィジェット」から「[SWELL]目次」をクリックします。
「追尾サイドバー」を選択し、「ウィジェットを追加」をクリック。
共通サイドバー追加時と同様、必要に応じてタイトルを入力し「完了」をクリックします。


実際のサイトで確認すると、記事を読みながらスクロールしても「目次」が常に表示されています。
これで、確認したい場所に戻ったり、必要な場所だけを読んだりしやすくなります。


すごく簡単にできた!
特にボリュームの多い記事だと、ユーザーが必要な情報だけを選択しやすくなりますね!
「追尾サイドバー」はパソコン表示でのみの機能になります。
スマホでも目次を表示させたい場合は、次に紹介する「目次ボタン」の設置が簡単です。
SWELL版:投稿ページに目次ボタンを設置
先程紹介したサイドバーへの「目次固定設定」はスマホでは表示されないため、スマホでも「目次」を表示させたい方向けに「目次ボタン」の設置手順を紹介します。
「外観」→「カスタマイズ」から「サイト全体設定」「下部固定ボタン・メニュー」の順に選択します。


「目次ボタンの表示設定」という項目があるので、表示・非表示を選択しましょう。
下記画像では隠れてしまっていますが、「目次ボタン下のテキスト」には「目次」と入力し、何のボタンかわかるようにしておきましょう。


表示の場合は、2パターンのデザインを選択できます。




ページトップへ戻るボタンも合わせて設定できますので、すでに表示させている場合は、上記画像のように2つのボタンが縦並びになります。


右下に表示される「目次ボタン」をクリックすると、モーダル形式で目次が表示されます。


以上、目次の設定について紹介しました!
ここからはおまけで「追尾サイドバーの目次」と「目次ボタン」を併用する方向けにスマホ表示でだけ目次ボタンを表示する方法を紹介します。
目次ボタンをスマホだけで表示させたい場合(CSS追加)
追尾サイドバーと目次ボタン両方を追加したけど、パソコン表示で目次が右下に複数固定されてる感じがして少し気になる・・・
という方向けに、投稿ページに設置した目次ボタンをスマホでのみ表示させる方法を紹介します。
「外観」→「カスタマイズ」の「追加CSS」に下記のコードをコピーして貼り付けます。
/*目次ボタンPC非表示*/
@media (min-width: 960px){
button#fix_tocbtn{
display: none;
}
}
SWELLの「ブレイクポイント」である960pxを超えた場合に、目次ボタンを非表示にするというコードを追加しています。
ブレイクポイントって何?
という方は、フッターカスタマイズの記事で簡単に触れていますので、参考にしてください。


上記のCSSを追加することで
- パソコン表示ではスクロールしても目次が固定表示される
(パソコンでのみ表示される追尾サイドバーで目次表示) - タブレット・スマホ表示では固定目次の代わりに目次ボタンが表示される
(CSSの追加でパソコンで目次ボタンの非表示)
という感じに、どの媒体でもすぐに目次が確認できるようになります。
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まとめ:SWELLの目次機能で記事内導線も簡単に設定できる
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回の記事では
- 目次の必要性と作成のポイント
- 目次の表示・デザイン設定
- SWELL標準機能の目次ボタンの表示設定
以上、3点について解説させていただきました!
特に重要なポイントは、以下の3つです。
- 見出しとなる目次は、内容を的確にまとめたわかりやすいタイトルにすることで、ユーザビリティの向上やSEOに繋がる
- SWELLでの目次・目次ボタンの表示・非表示は「カスタマイズ」メニューから簡単に設定できる
- ウィジェットとSWELLの目次機能を組み合わせることで、ユーザーの導線を補う目次設置に繋がる
ブログサイトなどでSWELLを活用したい方の参考になりましたら幸いです。
今後もwebに関する運用情報を発信していく予定ですので、是非ご覧ください!
お問い合せはこちらから承っております。












